離島ホッピング!助産師として沖永良部島へ(北海道出身 助産師13年目)

沖永良部徳洲会に来て、2か月がたちました。
赴任してからまずは混合病棟で1か月、外来で1か月の勤務をおこないました。
どちらも最初は仕事を覚えるのに精一杯でしたが、スタッフの方々が親切に指導してくださるので何とかやっていけています。
すぐに部署が変わってしまい、せっかく慣れてきたところだったのにと思っていましたが、その1か月病棟での勤務経験があるおかげで病棟の雰囲気がわかり、スタッフの方々とのコミュニケーションがとりやすく、外来からの申し送りをスムーズに行うことができました。
また外来に降りても助産師業務として、妊婦さんや褥婦さんが入院すると病棟へ上がる機会もあり、必要な物品の場所がわかるので病棟へ上がった時に動きやすいです。
病棟でひとつ感心したことがあります。
それはシフト時間の融通が利いているところです。日勤の勤務時間が8:00~16:30となっています。
申し送りが8:30分からなので情報をとる時間が十分にあります。
多くの病院では情報をとるために前残業をすることが多いと思いますが、そのサービス残業をすることがほとんどありません。
夕方はもちろん残業申請ができるので、勤務した対価はいただけるので素晴らしい取り組みだと思いました。
残念ながら夜勤ではまだ導入されていませんが、サービス残業ゼロを目指し沖永良部で取り組んでいってほしいと思いました。
外来は産婦人科をメインとして一般外来勤務を始めたところです。
内科や外来勤務の経験がほとんどないので、戸惑うことも多いですが小児科ワクチンから救急外来・島外搬送まで何でもこなしてしまうスタッフの方々の知識の多さに感心するばかりです。
今回の勤務をきっかけに、他科の知識も身に着けることができればと思っています。
産婦人科は現在医師1名、助産師が2~4名で担当しています。
ちょうど医師やスタッフの入れ替わりがあり、新体制の切り替わりの時期です。
外来運用していくうえで、「何か意見があれば言ってほしい」とまわりの声も取り入れてもらえる環境です。
立ち上げに少しでも力になることができればと思っています。
プライベートでは、遠目でクジラを2回もみることができました。
沖永良部は1月~5月にかけて、ザトウクジラの親子が子育てをしに島にやってくるそうです。
島の海岸や漁港・岬から肉眼でクジラを見ることができることに驚きました。
病院ではふれあい体験として、マンゴーの収穫やジャガイモ堀体験などもできるそうなので、島ならではのいろんな体験をしていけたらと思っています。
これから、夏がやってくるので島の雄大な自然を満喫し、仕事もプライベートも充実させていきたいと思っています。
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