応援ナースとして再び名瀬徳洲会病院へ

現在、私は2回目の応援ナースとして名瀬徳洲会病院で勤務させていただいております。
初めてのきっかけ
看護師5年目のとき、カナダへのワーキングホリデーを決意しました。出国までの半年間、英語の勉強をしながら何か有意義な経験を積みたいと考え、離島で応援ナースとして働くことを選んだのが最初のきっかけです。
実際に勤務してみて
私が配属された5階病棟は療養型病棟で、大半の患者さまが寝たきりの状態です。正直、療養型病棟と聞いて「ゆったりとした雰囲気」を想像していましたが、実際は非常に忙しく、日々多くの業務に追われる毎日です。
離島で大変だったこと
結論から申し上げると、「大変だ」と感じることはほとんどありませんでした。むしろ、自分自身の人生についてゆっくりと向き合う時間が持てる、奄美での生活がとても気に入っています。
当初は方言に対して不安もありましたが、業務に支障をきたすようなことはなく、スムーズに働くことができました。患者さまが驚いたときや痛みを訴えるときに使われる「はげ〜!」「あげ〜!」といった奄美の方言は、今では私のお気に入りです。
また、「台風は大丈夫?」と聞かれることも多いのですが、これまで特に困った経験はありません。台風が過ぎるとすぐに日常が戻りますし、台風前にはスーパーのパンや乳製品が売り切れるといった離島ならではの出来事も、今では良い思い出です。
2回目のきっかけ
一度海外に渡ったあと、再び名瀬徳洲会病院に戻ってきた大きな理由は、5階病棟のスタッフの皆さんの温かさと、居心地の良い雰囲気が忘れられなかったからです。5階病棟は、スタッフ同士が助け合い、笑顔の絶えない職場です。「またここで働きたい」と自然に思える、本当に大切な場所になっています。
奄美でのご縁にも恵まれ、結婚式を挙げることもできました。5階病棟の皆さんからいただいたお祝いの言葉や、サプライズのビデオレターには、思わず涙が溢れました。応援ナースという一時的な立場であっても、心から祝福してくださるこの職場環境に、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
関西に帰省するたびに、奄美の人々の穏やかであたたかい人柄を改めて実感します。
こうして新しい土地での経験を通じて、さまざまなことに気づき、日々を大切に思える気持ちが育まれることは、応援ナースという働き方の大きな魅力のひとつだと感じています。
以上の経験から、私は奄美大島での離島ナースを心からおすすめしたいと思っています。
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