Q.沖永良部に来てみてどうでしたか？
沖永良部は本当に人があたたかくて、また戻ってきたいと自然に思える場所です。私は以前にもこの島で働いていて、一度地元へ帰りましたが、「また沖永良部に戻りたい」とずっと思っていました。沖永良部での職場環境がとても働きやすく、以前の上司に連絡したところ「いつでも戻っておいで」と言っていただき、迷いなく復帰を決めました。
病棟の雰囲気も当時と変わらずメンバーもほぼそのままで、とても心地よく働けています。新病院ができてからは、私と同じように復帰を希望して戻ってくるケースも増えていて、それも嬉しい傾向です。

Q.沖永良部徳洲会病院で働いてみて、魅力的なことやスキルアップできたことなど教えてください。
私は現在、地域包括ケア病棟で勤務しています。急性期の患者さんは少ないですが、その分、病状が安定した方々とじっくり関わることができます。特に在宅医療に興味がある方にはおすすめの部署です。退院支援では、看護師やリハビリスタッフと連携し、病棟内に患者さんの家の間取りを再現し、ポータブルトイレの配置を確認するなど、実生活を見据えた支援ができるのが特徴です。

薬の管理に関しても、患者さんの認知力や生活環境に応じて色分けされたケースや、薬カレンダーを使うなどの工夫をしています。退院後もスムーズに生活できるように、スタッフ全員でサポートしている実感があります。

また、全国から沖永良部に来ている看護師さんたちと交流できる点も大きな魅力です。スキルアップというより、人との関わりや、地域のリアルな医療ニーズを学べる環境で、スピード感のある現場ではありませんが、島のおじいやおばあとの関わりに日々癒されながら、看護の本質に立ち返ることができます。

Q.沖永良部でのプライベートの過ごし方を教えてください（夏と冬）
夏はやっぱりイベントが盛りだくさん！花火大会、舟こぎ、マリンスポーツなど、地域ならではのお祭りがいっぱいです。冬はマラソン大会や球技大会、三味線教室に農業体験と、意外と活動的に過ごしています。
最近はマラソンを始めたので、涼しい季節にトレーニングを兼ねて走るのが習慣になってきました。冬になると、トライアスロンのトレーニングのために島に戻ってくる看護師さんもいて、その影響で私もロードバイクを始めました。安全に気をつけつつ、ロードバイクで島を走る時間は本当に気持ちが良いです。

Q.沖永良部・沖永良部徳洲会病院に興味がある方にPRをお願いします！
まず「島の人たちは本当に優しい」ということ。これはどのスタッフも口を揃えて言うことです。離島というと不便な印象を持たれがちですが、思っているほど生活に困ることはありません。とはいえ、車はあった方が行動範囲も広がり、余暇もより楽しく過ごすことができます。
実際に私のように一度離れてから戻ってくるスタッフも多く、「また働きたい」と思える環境なんだと思います。それだけ沖永良部が働きやすく、居心地の良い場所だからです。

今後は、インスタグラムやブログでの情報発信も強化していく予定ですし、看護師の宿舎や生活の相談にも丁寧に対応していただいています。
もし少しでも興味があるなら、まずは気軽に病院に問い合わせてみてください。リラックスして話ができる雰囲気なので、緊張しなくて大丈夫です！