新卒で埼玉の二次救急病院で約３年半勤め、毎日残業や業務内容も多忙で心身共に疲弊してしまった自分がいました。
転職をしたいけど環境が変わる怖さから勇気が出ず、何となく仕事をこなす日々が続いており、、
そんな時に友人が離島で働くのもいいよね！と会話の中での返事をくれた時に、直感的にそんなこと今しかできない！と思ったのがきっかけです。

実家暮らしだったため初めての一人暮らしを離島でするにはハードルが高いかも…と思いましたが、逆をとれば頼れる人が近くに居ない方が自立するんではないか！と思いました。
また両親からは「帰る家はいつでもあるんだからやってみたら？」と背中を押され、奄美大島で初めての転職・初めての一人暮らしを決意しました。
現在は名瀬徳洲会病院のHCUで勤務しています。

１年間という期間で応募したのは、数ヶ月だと仕事や環境にやっと慣れたところでまた引っ越しのタイミングが来てしまうと思ったのと、
１年住んでみたら島の四季も全て体験できるし、仕事も慣れてより自分が成長出来るのではないかと思ったからです。

初めの1ヶ月はホームシックで、友人とテレビ電話を毎日して過ごしていましたが、同じ寮の人や部署内の結の島ナースの方達と仲良くさせていただき、
ご飯を作って持ち寄り家で集まって食べたり、一緒に遊びに出かけたり、海辺や夕日を見ながらヨガを楽しんだりと埼玉に居た時じゃできない経験もたくさんできました！

埼玉には海がないので徒歩圏内に海がある環境がとても新鮮で癒されました！
離島では車がないと少し不便かもと思うこともありますが、宅急便はしっかり届くしスーパーやドラッグストアも近くにあるので、思ったよりも不自由なく生活できる！と言う印象です(笑)

仕事では自分の知識不足や技量不足も多々感じますが、病棟スタッフの皆さんが優しく対応してくださり本当に助けられています
患者さんと接するなかで方言が聞き取れず、コミュニケーションが取れない時は地元のスタッフの方が通訳してくださったり、患者さんが教えてくれたりと方言の勉強もできるので楽しいです。
またスタッフの中でも奄美以外から来ている方もいるので、他の地方の方言も聞くことができ言葉の幅が広がった気がします。

予定してる1年の期間の内あっという間に半年が過ぎてしまい、結の島ナースで仲良かったスタッフたちも期限が終わり続々と内地に戻っていってしまっているので、見送る側としてはとても寂しいですが、
全国各地に友達ができるのは、離島という人が集まってくる環境の良さなのかなと思います！
そしてまた新たな友人が出来たりするのが楽しみです！
コロナ禍ではありますが、奄美生活残り半年を存分に楽しみたいと思います！